旧岩崎邸庭園は、明治29年、ジョサイア・コンドルの設計によって完成した洋館と和 館が併置されており、あまりの豪華さに圧倒されてしまう。
丁寧に積まれた石垣を見つけました。
この玉石の石垣は、モルタルを使わず、石を加工することによって隙間を無くし、強度を上げています。手間はかかりますが、町でよく見かけるモルタルだらけ の玉石の石垣とは比べものになりません。
和室の縁先には大きな棗形手水鉢が据えてあります。
岩崎家では石造品に関しては、大きなものを好まれたようで、バランス感覚よりも豪快さが目立ちます。
日本の庭園
東京の庭園 旧岩崎邸庭園
掲載日:2010.03.22